旧盆ウークイ

7月15日はウークイ(お送りの日)の日である。

平安座のウークイはできるだけ15日の夜から翌16日未明(鶏が鳴かない前)がよしとされる。これは、年に一度、先祖を家に案内するので、できるだけ長く家に留めようとの計らいではないかと思われる。

夕方、御三昧料理を大皿に盛り、仏前にお供えする。また、精進料理として、冷やしソーメン等、できる限りの御馳走をお供えする。

家族が揃ったら、仏壇から位牌を除く他、お供え用の膳を、お供えした全ての物を下げ、門前(ヒンプン裏に仮仏壇を造り移動する。(昔はそうしたが、現在は家の造りが変わったため、玄関前にテーブル等を置いている)  揃った人数分の香を焚いて祖霊を送るウークイを告げる。 水の入った容器の上でウチカビ(紙銭)を焼いて、その後御馳走とミンヌクなどを入れ お供えしていたサトウキビ、アダンの実、ガンシナ、箒、など、線香と共に、門外に置いて精霊を送る。  その後、ウサンデーした御馳走を食べながら家族揃って、楽しい談笑が遅くまで、続く。

(文:下條義明)